鈴木製本の風景

ななめリングノート、見本帳、特殊製本の制作現場から

ミニノートを作ってみました

先日、自宅に眠っていた紙を使ってミニノートを作ってみました。

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サイズは63×66mm。とっても小さく持ち歩きやすいサイズです。

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見返しやリングの色にもこだわってみました。

普段ノートなどで見かけるリングといえば金、銀、黒…ぐらいでしょうか。

実はそれ以外にもたくさんの色がありますので、是非お気軽にお問い合わせください。

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それにしてもかわいいなあ…。

手前の青い花の柄が一番お気に入りです。

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この柄は目を凝らすと金ベタの中に花が…!

メタリックな黄緑リングとの相性もいいですね。

 

これからもちょこちょこ工作していければと思いますので、是非ご覧ください。

ミシン綴じと細かな気遣い

糸と紙との色合いが楽しいミシン綴じ。

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その仕様上、時間とともにほつれてしまうこともあります。
そのため、このように1つ1つ糸をとめていくことも。

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爪楊枝の先にほんの少しだけボンドをつけ、糸と紙にちょんちょんと付けると、手間暇はかかりますが強度が上がります。
地道な作業が美しい仕上がりに繋がるんですね。

f:id:suzukiseihon:20210607110859p:plainミシン綴じの場合、紙端と同じ長さに糸も切ってしまう場合が多いですが、時にはデザインの関係で糸を長くとる場合があります。

その場合には、このように対応することも。

細かな気遣いが製品の完成度を支えています。

昔ながらの手丁合

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見本帳づくりの風景。
 
本の中身をページ順に揃えてまとめることを丁合(ちょうあい)と言います。
弊社では多くの場合機械で丁合をしていますが、大きさ、紙質などの関係で機械での丁合が難しい場合、昔ながらの手丁合を行います。
 
その際にはこんな風に、棚に並べた紙を一枚ずつ取っていきます(棚丁合と呼びます)。
全国的に見ても、この規模の棚を持っている製本会社は珍しいようです。
 
カラフルな紙が一面に並んだ光景は圧巻ですね。
 

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断裁した後のごみ袋も、とってもカラフルで綺麗です。

天のり製本の様子

先日、天のり製本を行っていた時の風景。

 


まず、本の背側を断裁し、糊を塗って……

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グラシン紙をぺたり。

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 さらにその上からもう一度糊を塗り、馴染ませていきます。

 

なぜ、このようなことをするのでしょうか?

それは、強度の為です。

 

ただ糊を縫っただけの天のり製本はメモなどによく使われる製本方法で、ぺりぺり剝がれて便利な代わりに、強度に乏しいという弱点もあります。しかも、今回はこちらで天のり製本したものを、後日別の会社で他の紙と合わせて無線綴じにするので、それまでにバラけたりしてほしくないわけです。

そこで、グラシン紙を一枚重ねることによって、製本の強度を上げて簡単にバラけないようにしたのです。

 

簡易的ではありますが、寒冷紗(本の背に貼って、背崩れを防ぎ耐久力を持たせる布)のような役割を果たしているわけですね。

 

ちなみに、グラシン紙はかつてブーブー紙とも呼ばれていました。

口に当てて息を吹くとブーブー鳴るからだそうです。

 

グラシン紙は、その薄さを生かして製本以外でも様々なところで利用されています。

わたしは古本屋さんでカバーとして使われているのを一番よく見かけますが、他にも中華まんの底紙や薬包紙などにも使われているようです。

 

目立たないけれどしっかりとみんなを支えてくれる、縁の下の力持ち的な存在ですね。

ブログ再開!…と、SNS開設のお知らせ

みなさん、こんにちは。

ずいぶんと期間が空いてしまいましたが、本日よりブログの更新を再開していこうと思います。

弊社の製品や製本についてのみならず、製本全般の知識についても書いていけたらと思います。
週に2~3回の更新を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 


さっそくお知らせですが、TwitterInstagramオンラインストアを始めました。

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Instagram https://www.instagram.com/suzuki_seihon/

オンラインストア 鈴木製本Online Store (stores.jp)

 

TwitterInstagramでは、鈴木製本の日常や携わったお仕事についての告知などを行っていく予定です。

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また、オンラインストアでは弊社オリジナル製品や、他社様とのコラボ製品を販売いたします。まだ商品は少ないですが続々追加されますので、是非チェックしてみてください。

 

それでは今後とも、鈴木製本をよろしくお願いいたします。

紙博出展!

 

昨年、大盛況だった紙博に今年も印刷加工連として鈴木製本も出展致します。

前回のアイテムをリニューアルしたり、新たな紙博限定商品など

5アイテムを販売しちゃいま~す!

そのアイテムたちを少しだけ紹介しますね(^^♪

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クロッキー帳タイプのノート!タテ122㎜×ヨコ83㎜というサイズにこだわりました。

片手で持てるのでとてもコンパクトでカワイイアイテムです!

本文は2色のクラフト交互に綴じてあり、枚数80枚とボリュームたっぷり(^_-)-☆

(気兼ねなく書ける!)

 

 

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ななめ天のりメモ!ななめにカットしたところに天のり(カラーボンド黒)をしています。シンプルですがワンポイントで天のりしてるところがウリです(笑)

昨年も同じ商品を出していましたが今回は本文を50枚➡60枚に増量です!

(お買いどくぅ~)

 

 

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ありそうでないもの!メモ書きをして壁掛けできるハンガー付きメモです。

写真を貼ってもよし・マステでデコってもよし。。(ワクワク~!)

 

 

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ミニサンプル帳タイプメモ!弊社では普段、紙のサンプル帳を加工しているということもあり「メモ帳にしたら面白いのでは…」と現場から声が上がり生まれた商品!マイクロミシン入りでペリペリ切り取れます。(気持ちいい~!)

 

 

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そして最後は、ミニななめリングメモ(ボールチェーン付き)

弊社が所属する印刷加工連のヒット商品でもある、ななめリングを超~ミニサイズで

作っちゃいました!しかもキーホルダーとしても使えるようにボールチェーンを付けてます。

今回はカワイイをテーマにカラフルな表紙やゴムを使用しています。またゴムを止めているハトメは特注の白を使用!写真では見えなくてすみません!

会場に見に来てください(^^)/(ハトメの色が気になるぅ~(;'∀'))

 

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その他、印刷加工連メンバー各社が素敵な商品をラインナップしてますので

ぜひ紙博へお越しください!お待ちしております(^^)/

印刷加工連Twitter http://mobile.twitter.com>inkaren_info

 

「紙博」

6月9日(土) 10:00~17:00

6月10日(日)   9:00~17:00

場所・東京都立産業貿易センター4・5階

http://kamihaku.jp

 

 

 

 

 

 

キャベツ畑

皆さん、こんにちは!

久しぶりの投稿になります(;゚ロ゚)

季節もすっかり春ですね!

本日は、季節にあったホットな情報をお送りしま~す。

                                         ではでは早速!断裁機にてキャベツの千切り開始!色も良く新鮮ですね~!

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それをくしゃくしゃに丸めて…!

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袋詰めして段ボール梱包→いよいよ全国へ出荷!

でっ!ではなく…!

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断裁機の刃を新しいものに替えて、刃先を慣らすために柔らかい色上質を細かく切って

いるところです。(いきなり硬い紙を切ると刃先が痛んでしまうため)

その切った紙を捨てるのは勿体ないので、荷物を送る時の緩衝材として再利用してます!

弊社では環境に配慮した工場を目指しております!