鈴木製本の風景

ななめリングノート、見本帳、特殊製本の制作現場から

昔ながらの手丁合

f:id:suzukiseihon:20210601092501p:plain


見本帳づくりの風景。
 
本の中身をページ順に揃えてまとめることを丁合(ちょうあい)と言います。
弊社では多くの場合機械で丁合をしていますが、大きさ、紙質などの関係で機械での丁合が難しい場合、昔ながらの手丁合を行います。
 
その際にはこんな風に、棚に並べた紙を一枚ずつ取っていきます(棚丁合と呼びます)。
全国的に見ても、この規模の棚を持っている製本会社は珍しいようです。
 
カラフルな紙が一面に並んだ光景は圧巻ですね。
 

f:id:suzukiseihon:20210601093412p:plain

断裁した後のごみ袋も、とってもカラフルで綺麗です。