鈴木製本の風景

ななめリングノート、見本帳、特殊製本の制作現場から

印刷加工連 一筆箋が mono マガジンに掲載

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5月2日発売のモノマガジンに、印刷加工連 一筆箋 を掲載いただきました。

万年筆と紙の相性を研究した、ストイックな特集のなかの1コマです。

罫線を箔押ししたあとの箔はほとんど残っているからもったいない、などと今も感じてしまいますが、その贅沢さが印刷加工連の一筆箋や便箋なのだと思います。

「文字をしっかりと丁寧に書き、気持ちを伝えるのに適しています」

とのお言葉は、敢えて手書きをする機会にふさわしいと言っていただいているように感じます。

手丁合 (音がいつもと違う)

パサーン パサーンという

いつもと違う丁合の音がしたのは

年に一度の丁合だったからでした。

https://youtu.be/BkQQwY-PviE 

 

何年かやって、このやり方に行き着いたそうです。

遠くからの、ほんの少しの映像ですが。

「北の仕掛人」の店に、ななめリングメモ

盛岡 さわや書店 さんにて、ななめリングメモのお取り扱いが

はじまります。

盛岡といえば冷麺、光源社といった知識でしたが

さわや書店さんは、調べればその名がとどろいていることがよくわかりました。→

http://tenro-in.com/syoten/248

 

そのようなお店に取り扱いいただくことはとても有り難いことです。

ぜひ訪れて隅々まで見てまわりたいお店です。

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写真は、リングをとじる前のななめリングメモと綴じ機、

そして塗りたての鈴木製本の床

 

 

筋押し

この機械は100%人力で、一番疲れる、と聞きました。

大きめの紙にスジをいれている風景です。

音は静かです。

 

紙をセットし、

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踏む。

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足元のペダルの反対側には、見にくいですがダンベルのような錘がついています。

 

この横では、75000冊のミシンがけが無事終了したところです。