2021-01-01から1年間の記事一覧
こんにちは。鈴木製本です。 先日、Twitterでこんなつぶやきをしました。 Twitter担当はときどきお客様から頂いたデータを確認するためillustratorをいじるのですが、毎回とっても楽しいですね手を動かして製本するのも好きですが、DTPも捨てがたいくらい大…
近頃は紙に埋もれるような1週間を送っていました。 まず先週の水曜日は、中庄株式会社さんが浅草ROXで開催していた「中村庄八商店」へ。 仕事終わりに駆け込んできました。 見てください、この美しい紙の数々! 思わず「ここからここまで全部!」と叫ぶとこ…
こんにちは。鈴木製本です。 今回は断裁の風景を紹介します。 ノートなどの製本時、小口側にこのようにマジックで線を引いておくことがあります。 こうすると、うっかり背側を切ってしまった!といったミスが起こりません。 常にマジックの線を消すようにし…
こんにちは。鈴木製本有限会社です。 弊社ではこの度、正社員の求人募集をさせていただくことになりました。 今回は製造メインのスタッフを1名募集させていただきます。 製本業界未経験の方でも歓迎いたします。 鈴木製本では、以下のような方を求めていま…
員数機にかけた後の用紙。 一定枚数ごとに紙が挟まっているのは、この後ノートになるからです。1冊ごとの枚数で間紙を挟んでいます。 員数(いんずう)や間紙(あいし、あいがみ)という言葉は、印刷・製本業界以外の方にはあまり馴染みのない言葉かもしれ…
こんにちは。鈴木製本です。 この度、ラグビープレイヤーの岸岡智樹選手が企画なさった、ラグビー専用ノート "Protos" の製作をお手伝いさせていただきました! Protos製作の経緯は、岸岡選手のnoteに詳しく書かれています↓ こだわりがたくさん詰まった素敵…
鈴木製本が得意としているリング製本。 ひとくちにリング製本と言っても、実は様々な種類があります。 こちらは一般的なリング製本。 横か上に一直線にリングが通っているものです。 最近は、手にリングが当たらないように真ん中だけリングを通していないも…
先日、自宅に眠っていた紙を使ってミニノートを作ってみました。 サイズは63×66mm。とっても小さく持ち歩きやすいサイズです。 見返しやリングの色にもこだわってみました。 普段ノートなどで見かけるリングといえば金、銀、黒…ぐらいでしょうか。 実はそ…
糸と紙との色合いが楽しいミシン綴じ。 その仕様上、時間とともにほつれてしまうこともあります。そのため、このように1つ1つ糸をとめていくことも。 爪楊枝の先にほんの少しだけボンドをつけ、糸と紙にちょんちょんと付けると、手間暇はかかりますが強度が…
見本帳づくりの風景。 本の中身をページ順に揃えてまとめることを丁合(ちょうあい)と言います。 弊社では多くの場合機械で丁合をしていますが、大きさ、紙質などの関係で機械での丁合が難しい場合、昔ながらの手丁合を行います。 その際にはこんな風に、棚…
先日、天のり製本を行っていた時の風景。 まず、本の背側を断裁し、糊を塗って…… グラシン紙をぺたり。 さらにその上からもう一度糊を塗り、馴染ませていきます。 なぜ、このようなことをするのでしょうか? それは、強度の為です。 ただ糊を縫っただけの天…
みなさん、こんにちは。 ずいぶんと期間が空いてしまいましたが、本日よりブログの更新を再開していこうと思います。 弊社の製品や製本についてのみならず、製本全般の知識についても書いていけたらと思います。週に2~3回の更新を目指して頑張りますので、…